ブログを書いて人生を変えよう!

生きる力を与えたい。

老人の戯言として聞いて欲しい

 新しいカテゴリーを作りました。「昔の話をしよう」です。過去の話は、これから事業を始めようとする人の参考になればと思います。失敗しても諦めなかった話です。私は、会社を清算した経験が有ります。倒産しなかったのが不思議なくらいでした。携帯電話のショップを経営していました。携帯電話がリースから買い取りになった時の話です。当時は、アナログ電話でした。携帯電話ゼロ円でした。契約を取るのが仕事です。1本の契約で1万円収入になりました。

 

 最初は、アルバイトでした。10本契約を取れば、10万円の小遣いです。私が販売したのは、関西セルラーです。今のauに成ります。200万円を投資して某チェーンに参加しました。スケルトンの店舗を500万円で改装しました。諸々の費用で1000万円掛かったでしょうか。最初は、面白い位に契約が取れました。美味しい話は、長く続きません。まず、家電量販店が携帯電話に参入しました。個人店など風前の灯火です。そこに専売店が出来ました。当時は、ドコモや関西セルラー(今のau)関西デジタル(今のソフトバンク)を併売して売っていました。

 それが個人店では、出来なく成ったのです。専売店を経営しないかとの話が有りました。資金として3000万円必要とのこと。運転資金を考えると5000万円は用意することになります。とても、無理でした。間口の小なショップで販売出来るから個人でも可能だったのです。時代は、大型専売店の時代に成りました。個人の店は、消えていきました。私の経営する携帯ショップも閉店に成りました。

 この時にフランチャイズ店は、二度としないと決心しました。結局本部も解散に成りました。時代の流れには、逆らえなかったようです。