借金でクビが回らない話をしました。銀行は、「金を返せ!!」の大合唱です。お金を稼ぐにも銀行は、お金を貸してくれません。私にどうしろと言うのでしょうか。正直、困りました。八方塞がりです。普通ならそこで諦めます。自己破産でもするか。そんな思いになります。でも、私は違いました。お金がないから商売が出来ない。それは、言い訳です。
そこで何をしたか。壊れたパソコンを無料で回収しました。今では、リサイクルシールがあるのが当然です。その当時は、制度が始まったばかりでした。パソコンは、粗大ゴミとして市町村が処理してくれません。資源ゴミだからです。リサイクル料を払ってかつ、メーカーに送って処分します。ゴミの処理にここまで力を入れる人は少ないです。リサイクル料も6000円(税別)ぐらい掛かります。
これを無料で引き取ることにしました。壊れたパソコンです。さて、どうするか?修理して販売したのです。パソコンの部品を取り出して販売もしました。パソコンの修理技術もその時に学びました。そして古物商の許可を貰ったのです。古いパソコンを仕入れてリニューアルして販売します。それが今でも仕事になっています。
商店街の通りで場所を借りてパソコンを販売しました。
パソコンを露天で売っていた時代の写真です。「金がないなら知恵を出せ、知恵がないなら汗をかけ、さもなくば去れ。」私の好きな言葉です。