Air Podsの特徴的な形状は「うどん」などと揶揄される部分に有ります。私もあの形状には親しめませんでした。それ故ビジネスマンが使用するヘッドセットを永く愛用していたのです。
取り分け、Jabra社の物が最高でした。小型で目立たない色、バッテリ容量も充分一日使えるだけ有りました。しかも、電波が途切れにくく、iPhoneとの距離が4、5m離れても大丈夫でした。ペアリングも比較的楽にできました。
そんな私がAirPods Proに心を奪われたのは「うどんが短くなって食べやすくなった」からでは有りません。
3つのモード「ノイズキャンセリングモード」は今までも耳にした事はありましたが、「外部音取り込みモード」や「オフモード」とは一体何か興味津々だったからです。
「子ども心」に火がついてしまいました。
紆余曲折はあったものの、無事入手出来て装着してみるとProを名乗るだけの価値ある機能に驚かされました。
ノイズキャンセリング機能は音楽やPodcastを聴いていない時にも耳栓がわりに外部音を遮断してくれます。耳栓をキツく押し込んで耳の穴を塞ぐ感覚とは一線を画す機能です。この不思議な感じははじめて使用した私には「眼から鱗」「耳からうどん」じゃなくて「耳から〇〇」が落ちる感動ものでした。(つづく)
by.yamazaki