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生きる力を与えたい。

売るタイミングは、商才で決まる

 物売りを40年以上しています。商品には、販売寿命があります。一例を挙げます。新製品は、次の商品が出る間です。それが1年なのか3ヶ月なのか。パソコンは、年に3回新製品が出ました。春モデル、夏モデル、秋冬モデルです。

新製品の寿命は、4ヶ月です。商品サイクルが早いです。メーカーは、生産計画を立てて一気に作ります。追加増産など、よほどのことが無いと作りません。次の生産に掛かるからです。インテルが新しいCPUを発表すると、突然新製品が出たりします。

商品サイクルが滅茶苦茶に早いです。売れるかどうかは売ってみないと分かりません。メーカーも同じです。仕入れる時は、売れると信じて発注します。

これが上手くいかない。損切ができない人は、商売に向きません。自分が描いたストーリーと間違ったと思ったら撤退です。パソコンの仕入れ価格が10万円とします。
10台仕入れたら100万円です。もしも、売れ残ったら地獄です。4ヶ月後には、新製品ではありません。型落ちが安
いのは、ご存じの通りです。

判断が遅れると、損は増大します。パソコンの利幅は、5%ぐらいです。これが現実です。私は、新製品の販売から撤退しました。量販店と勝負にならないです。