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生きる力を与えたい。

投機は、「運」投資は、「実力」

 不労所得の話を以前しました。労働収入は、時間に制約されます。時給1000円なら、一日8時間、月に26日働いたとして、208,000円税込みです。ここから、住民税や所得税が自動的に差し引かれます。社会保険(国民健康保険)ならそれも引かれます。

時間の縛りがある限り、収入が3倍になることはありません。時間は、すべての人にとって唯一平等です。金持ちだからと、24時間が26時間には、成りません。スキルアップをするにもお金が必要です。医者とか弁護士とか死ぬほど勉強して時給をアップしても、労働対価には時間の制限があります。

では、時間の制限を取っ払うには、それも凡人が出来ることは何か。株取引です。小額から始められます。何だか怪しくなっていますか。株屋の回し者か。今は、ネットで株の売買が出来ます。気軽に始める事が可能です。

デイトレードと言うのが有ります。一日の株の変動で売買する手法です。株の取引の基本は、「安く買って高く売るです。」シンプルです。タイムマシンを持っているなら、確実に億万長者になれます。未来を予測して株を買うのは、馬の着順を予想して馬券を買うのと同じです。

では、株式投資はギャンブルなのか。良く聞く話です。ホリエモンのライブドアは、崩壊した時に株が大暴落しました。全財産を無くした人もいたようです。悲痛な叫びがニュースから流れてきました。株には、現物買いと信用買いがあります。自分の持っている株を担保にそれ以上の株を買うことが出来ます。

株が下落すると、追い証として新たにお金を提供する必要があります。儲けも大きい代わりに損をすると、とんでもない負債を抱えることになります。自分の実力以上に株取引をしたので全財産を無くすことになったと思います。現物買いであれば、買った株の損だけで決着します。

株取引が怖いと思われている人は、そんな事例を目にしたのでしょう。一瞬で財産をなくすのも株取引です。私はデイトレードは「投機」だと思っています。上がる、下がるは、神のみが知るです。凡人には、お勧めしません。まして、パソコンの前で取引時間中拘束されます。

時間に縛られるなら労働収入と同じです。儲かるかは、「運」です。凡人に推奨するのは、「投資」です。Amazonは、1994年7月5日に設立しました。今から26年前です。株ですから上がり下がりは常識です。26年前に今のAmazonの姿を想像出来た人は、何人いたでしょうか。

通信販売など日本では、小売り販売の10%にも満たない時代です。最初は、システムの投資で株の配当など無かったです。赤字が何年も続きました。ポンコツ株と思っても不思議ではありません。企業の戦略と経営者の素質を見抜ければ、タイムマシンがなくても予測出来ます。

企業の将来ビジョンと経営者の能力が株購入の基準です。それを見抜くのが「実力」です。短いスパンで儲けようとするから損をするのです。