管理職の人は、常に悩む命題です。塾の講師もこの部類に入ると思います。特に私学の場合は、何れだけ有名大学に入学させたかで評価されます。毎年この時期になると、入学人数を掲示板に張り出します。
勉強が大好きな生徒や社員は、放っておいても勉強します。問題は、やる気のない人です。親は、色々と飴を用意します。100点とったら○○を買ってあげるとか。社員なら金一封を出すとかです。
誰の為に頑張れと行っているのか。怒りを抑えて頑張るように促します。でも、結局何もしない。言い訳なら一人前。公立の学校なら授業料も安く済む。親の心子知らずです。小さな会社の社長も同じです。給与をアップするには、生産性をアップするしかありません。あたらしい機械の操作を学んで貰う必要があります。
別に給与が上がらなくても、楽する方を選ぶ社員もいます。時代の要求に応えられない会社は、淘汰されます。好き嫌いの問題ではないのです。これは、自分自身にも言えます。セルフコントロールです。
ここからが本題です。
漠然と頑張れで頑張る人は、いません。壮大な目標も意味がありません。誰も信じてくれません。人間は、基本的にマイナス思考です。人生で幾度となく失敗を繰り返しています。夢の話は、あくびが出ます。
小さな目標を作ります。例えば、一日で出来ることです。身の回りの不用品を処分するとかです。整理整頓が苦手な人は、これも苦手です。まず、環境を整備します。パソコンやタブレット・スマートフォンを使って作業の効率化を図るのが私の仕事です。苦手な人は、触る気もありません。
まず、楽しいことを始めます。行き成り難しい事を言っても聞く耳持ちません。興味のある事を聞き出します。例えば、釣りが好きな人が居るとします。パソコンで釣り情報を調べます。パソコンに興味がなくても、釣りは大好きです。
海釣りをするなら、船の手配が必要です。宿の予約も取ります。釣り場までの交通手段を調べます。一々電話で確認をとるのは、面倒です。魚の餌も用意します。釣り竿や浮きも魚によって違います。それがパソコンやスマホで簡単に予約が出来たら便利です。
釣り情報をサイトで確認します。パソコンは、目的ではありません。手段です。その事を理解させるのに趣味は使えます。子供は、親が制止するぐらいゲームに嵌まります。パソコンの操作が自然と上達します。
商売人は、売上が上がるのを知ると目の色が変わります。実際に遣って見せます。嫌いな勉強でも、頑張るようになります。特にこの時期はコロナで売上が激減してます。店の存続を掛けて新しい事に挑戦しています。
