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携帯電話・戦国時代

 3大キャリアの寡占状態を良しとしない政府の肝いりで価格改定が始まりました。何時ものようにお茶を濁すプランで終わるだろうなと思ってました。楽天モバイルは、アンテナ網を構築中です。まだ他のキャリアのライバルではありません。繋がらない電話に意味はないからです。

ある意味談合です。3大キャリアで利益を分配しています。そんな美味しい状態を自分から壊すことはしません。長らく電話料金が高止まりする原因でした。挑戦者だったはずのソフトバンクも力を付けると庶民の味方ではなくなりました。

ドコモは、民間企業ですがNTTが買収して子会社にするようです。その大株主は、国です。つまり、電話料金は、国が儲けています。税金だけが収入ではありません。収入源を自ら無くすことなどしません。それが常識でした。

電話料金が下がらない理由は、理解できたと思います。国による搾取が高い通話料の源です。今回、安くしろと政府は通信各社に伝えました。一番言うことを聞くのは、ドコモです。収入は、減りますよ。税金も減りますよ。配当も減りますよ。それで良ければ、新プランを真剣に考えます。

最初は、ドコモの子会社を作ってサブブランドでお茶を濁す予定でした。ソフトバンクのヤフーモバイルとかです。auならUQモバイルですか。これなら本体の収益を維持出来ると考えたと思います。サブブランドは、メインブランドの仕様を越えません。安いサブブランドだけど、メインブランドの方が優秀だ。これは、戦略です。

格安SIM会社は、3大キャリアの回線を間借りして運営しています。「かけ放題」が格安SIM会社では出来ません。精々10分かけ放題が限界です。長電話をする人は、メインブランドを離れません。高いけどサービスは良いから・・・。今使っている人の感想だと思います。メインブランドの回線が混み始めると、通信制限をします。お昼のデータ通信が極端に遅くなる理由です。

格安SIM会社は、間借りですから冷遇されています。そら、メインブランド優先ですから。データ通信を速くしたからったら、メインブランドと契約してください。こんな感じです。独占企業とは、こんなものです。

政府の命令には、流石のドコモでも逆らえません。大株主が言うのなら仕方が無い。そこで考えたのがahomoです。総務大臣が分かり易いプランにしろ。ワンプランだ!!色々なトッピングは分かりづらい。庶民目線です。今年の衆議院選挙を強く意識していると思います。

本気でドコモは、ahamoを出して来ました。ドコモは、利潤を追求する企業ですから奉仕団体ではありません。儲けないと存在価値がありません。色々と知恵を絞ったのだと思います。まず、代理店を切ることにしました。ドコモショップは、ドコモの直営ではありません。あくまで代理店です。別会社です。

ahamoは、インターネット経由での受付しかしません。ドコモショップでは、取扱いしません。ここで弱者切り捨てがはっきりしました。若者にターゲットを絞ったのです。子供は、別扱いです。契約者は、20歳以上としました。トラブルを避ける意味があると思います。親が契約して子供が使うのは問題ありません。

まず、ahamoを発表して他のキャリアの様子を見ることにしたと思います。ここからは、競争です。各社がプランを発表しました。楽天モバイルは、正直終わったと思っていました。これからアンテナ工事をする会社です。完全に楽天モバイルを潰す価格設定でした。そこで新プランで楽天モバイルは、1GBまでなら無料にするらしいです。

極めつけは、3月1日の発表です。基本料金2,980円を2,700円(税別)にします。これ凄くないですか。ぶっちぎりです。本気になったらここまで出来るんや。通信回線は、一番良いと思います。繋がるのは、常識です。それと、5Gのエリアがこれから拡充します。それも、早いです。

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今年の5月には、私の店5Gエリアです。(予定) 5Gの料金は、含んでいます。 auのように5G契約が必要ですとか言いません。田舎でも5Gを使えるのは、凄いです。

www.pc-luck.com

ahamo.com