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生きる力を与えたい。

フランチャイズの落とし穴。

 ビジネスを始めるのに特段の技術もなく、信用もない人が始めるのがフランチャイズ加盟です。ノウハウは、すべて本部が教えてくれる。本部の指示に従えば、稼ぐことが出来る。コンビニチェーンとかハンバーガーチェーンなどは、その部類です。

 

フランチャイズに参加していた者としてアドバイスします。儲かるのは、本部だけです。フランチャイズは、個人事業主です。つまり、労働者としては保護されません。売上が落ちたら、自分の責任です。

 

コンビニを例にすると、沢山新店舗が出来るけど消えるコンビニも多いです。コンビニの経営をするには、5,000万円ぐらいの資金が必要です。例えば、自分の土地で始めるならまだ良い方です。

 

これが借地なら借地料が発生します。コンビニの建物の建設費も必要です。償却を考えると最低10年は続けないと元が取れません。経営環境は、日々変わります。自分の参加するチェーン店は、近くに出来なくても他のチェーン店は普通に出来ます。

 

競争に負けたら撤退しかないです。本部と裁判沙汰になって、同じ敷地内に参加しているコンビニが出来る事例もあります。目的は、一つです。本部に逆らうと潰す。強い決意が見えます。これが現実です。

 

昔の小作人でももっとましです。搾取する。「生かさぬように、殺さぬように。」です。勝手に値段を変えたら、本部から飛んで来ます。自分の店なのに価格決定権はありません。契約で雁字搦め(がんじがらめ)にされます。

 

本部が立ちゆかなくなったらどうなるか。普通に身売りします。吸収されます。契約も無かったことになり、再度契約することに成ります。それまでの約束は、無かったことに成ります。看板は、別のコンビニ名になるのです。

 

よく考えて契約書にハンコを押して下さい。