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商人が嫌われる理由

 時代劇には、必ず「越後屋」が代官と悪巧みをするシーンが有ります。「お主、悪じゃのう」と。定番です。お菓子箱の底に小判が・・・。最後は、正義の味方が成敗して終わります。これを子供の頃から見せられると、「商人=悪人」のイメージが定着します。

義務教育では、「お金の儲け方」を教えません。「お金=卑しい物」の図式が定着しているからです。大学の経済学部を卒業しても、商人には成れません。理論は、巧みになりますが。高校の商業科では、簿記を教えます。商売人には、必要ですが直接商売には関係ありません。

何が言いたいか。起業家を育てる教育は、日本ではないと言うことです。教育とは、恐ろしいものです。自分の可能性を一度も試さずに終わる人が多いこと。失敗事例ばかりに目を奪われて挑戦しない人。勿体ないです。

江戸時代の「享保のうちこわし」を教科書が学んだと思います。商人が買い占めして暴利を貪った為にうちこわしが起こったと。

 

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 どうも、商人には分が悪いです。豪商は、敵。こんな感じでしようか。流通業者は、すべて悪と言うなら、誰が商品を届けるのでしよう。士農工商の身分では、最下位です。別に物を作り出す分けでもありません。役人が一番は、今も変わりません。これでは、商人になろうと思う人は、少ないと思います。