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Windows10にもAir Dropが欲しい

パソコン講座で面倒な作業がファイルの配布である。相変わらずUSBフラッシュメモリを挿してはコピーし、抜いて次のPCへと渡り歩く。こちらが用意するPCには予めコピーを済ませておけば良いが、持ち込みのPCにはヴィルス警戒は必須である。コピーで感染する事も考えられるし、そうでなかったとしても疑惑は避けられない。発症すれば責任は免れない。

 

その面倒臭い作業を解決してくれそうな技術のがAir Dropである。

巷ではAir Drop痴漢などと呼ばれる新手の犯罪(?)が登場するほど普及しているようである。

数年前、私が撮った動画を2人のiPhoneユーザーにAirDropした時にはその手軽さと軽快さに唖然とした。数百MBも有ったが、数秒で送れたのである。

 

Windows10にはこれに相当する機能がないのか、と探して求めて見つけたのが「ホームグループ」(グループホームでは有りませんよ)だった。流石、マイクロソフトと思ってPC内を探しても見つからない。どうしたものかとMicrosoftのWebサイトを見て唖然とした。昨年のバージョンから廃止されたとの事である。

ただし、その後に「他にもファイル共有の方法が有りますよ」と紹介しているところは良しとするが、SEクラスのスキルが無ければ設定できない。当然私には出来なかった。

1本のWordファイルを同じ無線ルータにぶら下がっている10台のWindows10 PCに送りたいだけである。ところが、設定には迷路を辿る様にディレクトリを弄り回らねばならなかった。2台のPCを並べて同じ設定に揃えた筈なのにネットワークに表示されるパソコン一覧が違う。

これではPC持ち込みで受講する受講者には対処できない。

「メールに添付して送ればいいのでは」との方法も当然考えたが、メールの送受信が出来るを念頭に置いたパソコン講座はほぼゼロである。逆に言うとメールが送受信できる方はパソコン中級者であり、わからないことはWeb、メールで解決する素地が出来ている。

その様な事情で、シニアパソコン初心者対象の講座では当分スニーカーネットを使わざるを得ない。

 by.yamazaki